統合失調症とは
幻覚や妄想を発症し、自分自身を批判したり、命令してくることがあります。
本人に妄想が誤りであることを教えても自分は病気であるという認識がないため、受け入れることができません。
主な症状
- 幻覚や妄想
- 悪口をいわれた、いじめを受けたと訴えるが、現実には何も起きていない
- 監視や盗聴を受けていると言うので調べたが、何も見つけられない
- ぶつぶつと独り言を言っている
- にやにや笑うことが多い
- 命令する声が聞こえると言う
- 話にまとまりがなく、何が言いたいのかわからない
- 感情の動きが少なくなる
- 他人の感情や表情についての理解が苦手になる
治療について
おくすりによる治療
薬物療法では、症状を抑える抗精神病薬を中心に、補助的に抗不安薬、睡眠薬、抗うつ薬などを用います。再発をくりかえすことが多い疾患なので、しばらく症状が安定しているからといって自己判断で薬の量を減らしたり中止したりすることは、再発を誘発して重症化の危険を高めます。
「副作用がつらい」「薬をやめたい、減らしたい」などの悩みがあれば、医師にご相談ください。
心理社会的な治療
病気の自己管理の方法を身につけたり、社会生活機能のレベル低下を防ぐ訓練などを行うもので、精神療法やリハビリテーションが含まれます。病状や生活の状態に合わせて、様々な方法が用いられます。
治療費目安
初診・再診料のほか以下のような治療費がかかります。
通院精神療法として | 1,000円程度(3割負担の場合) |
処方箋の発行料として | 200円程度(3割負担の場合) ※別途お薬の代金は薬局にてお支払いください。 |
カウンセリング料(来院) | 15分:2750円(税込)(自費診療) ※お話をする他にマインドフルネスによるメンタルケアも行います。 |