自律神経失調症

自律神経失調症とは

名前の通り自律神経のバランスが崩れた状態のことを指します。
自律神経は交感神経と副交感神経という2つの神経があり、呼吸、体温、血管や内臓などの動きをコントロールしています。 交感神経は緊張して活動するための神経(車で言うアクセル)、副交感神経はリラックスして眠るための神経(車で言うブレーキ)のことです。

通常は交感神経と副交感神経がバランスを取っていますが、ストレスや疲労、ホルモンバランスの乱れや不規則な生活習慣などによってバランスが崩れてしまうことがあります。

主な症状

精神面の症状

気分の落ち込み、無気力感、憂うつ感、不安感、焦燥感、イライラ など

身体症状

だるい、眠れない、疲れがとれない、頭痛、動機や息切れ、めまい、のぼせ、立ちくらみ、下痢や便秘、冷え など

治療について

おくすりによる治療

症状に対して、必要と判断される場合は、自律神経調整薬や抗不安薬、睡眠薬などが処方します。

精神面へのアプローチ

十分な睡眠を取って休息を図ること、規則正しい生活リズムの回復を目指すことも大切になります。
症状の原因にストレスや思考のくせが関わっている場合には、可能な限り環境の改善を行うとともに精神療法による治療が改善につながる場合があります。

治療費目安

初診・再診料のほか以下のような治療費がかかります。

通院精神療法として1,000円程度(3割負担の場合)
処方箋の発行料として200円程度(3割負担の場合)
※別途お薬の代金は薬局にてお支払いください。
カウンセリング料(来院)15分:2750円(税込)(自費診療)
※お話をする他にマインドフルネスによるメンタルケアも行います。

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